人に寄り添う
惠弘寺の葬儀

葬儀

お葬式
葬儀は単なるセレモニーではありません
人は亡くなったら終わり ではありません
故人様に感謝を伝えましょう
そしてお見送りをする私たち自身が
「人の死」を受け入れるために
葬儀は大切な儀式です

ご臨終・枕経

ご臨終【ごりんじゅう】
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〈お電話011-214-9674〉

枕経【まくらきょう】
古くは臨終の際、亡くなることに対する恐れを無くすため、枕元にてお経を唱えて病者に安堵を与えるのが「枕経」でした。 これに起因して、故人さまに悪影響が及ばないよう、不動明王様に故人さまをお守り下さるようにお願いして、枕元にて読経するのが「枕経」となっています。
真言宗では、故人がきちんと成仏できるよう「般若理趣経(はんにゃりしゅきょう)」を読誦。「慈救の呪(じくのしゅう)」を唱えて悪魔を祓います。次に阿弥陀如来の「陀羅尼(だらに)」、「光明真言」、「御宝号(ごほうごう)」を唱えます。

湯灌・納棺

湯灌【ゆかん】 納棺【のうかん】

遺体を安置し、枕勤めをしてもらったら、次は遺体を棺に納めます。納棺の前には適温にした水で故人を拭いてあげる、湯灌(ゆかん)でご遺体を清めます。

通夜

通夜【つや】
ご遺体には死に装束を施し、北枕にして寝かせてあげます。死に装束は清浄な衣服を用意します。お顔には白布をかけ、胸の上で手を組んで数珠を左手に持たせます。胸元には守り刀を置き、刃先は足の方を向くようにします。
「枕飾り」・線香・蝋燭台・鈴・枕飯・枕団子
上記のものを白布がかけられた小さな机に並べておきます。仏花にはシキミや白い花を一輪選びましょう。枕経として理趣経や慈救の呪、光明真言、御宝号を唱え、僧侶による通夜法話を聞かせていただきます。通夜振る舞いや焼香なども通夜の間に行われます。ろうそくと線香は一本ずつ、常に火が点いた状態で置いておきましょう。これは故人が仏様の元に無事に辿り着くための道標のような役割を果たします。

葬儀

葬儀【そうぎ】
会葬者の方々をお迎えしたら、先ずは僧侶が葬儀を進めるための準備を行います。塗香(ずこう)三密観(さんみつかん)、護身法(ごしんぼう)、加持香水(かじこうすい)の法といったものは、ご遺体を清めたり、心身を整えたりするための儀式です。
次に三礼(さんらい)、表白(ひょうびゃく)、神分(じんぶん)、声明(しょうみょう)で、仏様や仏教をたたえ、感謝の意を示します。真言宗の葬儀では剃髪や授戒という儀式があるのも特徴です。ここでは不動潅頂の印明、弥勒三種の印明、如来の五智を表す「五鈷杵(ごこしょ)」などを授けて故人の「即身成仏」を果たします。

故人が生前に積んだ徳をたたえる、諷誦文(ふじゅもん)が唱えられている間に焼香を行います。最後に、故人を浄土へ送るため導師最極秘印(どうしさいごくひいん)を結び指を三回鳴らして閉会となります。
※お布施については別途ご相談ください

出棺・火葬

出棺【しゅっかん】
故人と最期のお別れをします。ご遺族や親族の方から順番にお別れの言葉やお花を故人に捧げましょう。出棺の際に気をつけなければいけない礼儀作法や行うことは、真言宗の葬儀では特に決まりがないので、その土地やお寺の作法に従ってください。

火葬【かそう】
火葬場では、下記のことを行います。
・焼香・荼毘(だび)
荼毘とは故人の火葬を意味します。拾骨には長い竹箸を使用します。順にお骨を箸渡しして拾骨します。

忌中【忌中】
荼毘にふされたのちの最初のご供養。

初七日と四十九日法要

初七日法要(四十九日まで七日毎にお参りがあります)
故人が三途の川のほとりに到着する日です。

命日も含め7日目が初七日になります。
初七日は骨上げから二〜三日後となりますが、遠方に住んでいる親族に葬儀後、再び集まっていただくのはとても大変なので、葬儀の日に遺骨迎えの法要と合わせて行うことがたいへん多くなっています。

四十九日法要
極楽浄土へ到達する日とされています。

遺骨や遺影はもちろん、位牌を置おいたり、花や灯篭そして線香を焚く香炉などを配置します。遺族は7日ごとの法要のときに中陰壇の前に座り、故人が極楽浄土に無事行けるように供養します。
この期間、家の玄関に忌中の札を貼るようにしましょう。